こんにちは！LoveTiara増田です。
本日は、私ますだのブライダルアテンダー時代のお話をしたいと思います
（ブライダルアテンダーとは、結婚式当日のご新郎ご新婦様の介添えのことです。
詳しくはこちら をご参照下さいませ。）
とっても感動した挙式のお話です。
その日担当させて頂きましたご新郎ご新婦様はとってもノリの良いお二人で、
特にご新郎様は‘熱い
‘という言葉がぴったりな方。
こちらが話すことも一言一言反応して下さり、
時にはギャグを交え、私達スタッフまで楽しませて下さるほど。
終始笑顔が絶えませんでした。
お二人だけで挙式リハーサルをしている時に、
「お父様とご新婦様はご新郎様のお近くまでバージンロードをお進み頂き、
お近くまで進まれましたら、一度お止まり頂いて、
お父様とご新郎様でご一礼をお願い致します。」と説明しました。
すると、ご新郎様は「お父さんと握手がしたいんですけど、いいですか？」と仰られました。
もちろんお二人のお式ですから、してはいけない決まりなどございません。
「素敵ですね。是非、なさって下さい。」とお答えしました。
とうとうお式本番。
ゆっくりとバージンロードを進まれるお父様とご新婦様。
ご新郎様のお近くまで進まれ、お父様とご新郎様がご一礼をされました。
そして、ご新郎様から手を差し出され、お父様と握手
お二人ともしっかりとお互いの目を見て、両手で堅く、
10秒程だったでしょうか・・・ぎゅっと握り合っていました。
言葉にはしなくとも
『お嬢さんを必ず幸せにします。』
『娘をよろしくな。』
という想いが目と手の力に込められていました。
アテンダー時代、婚礼は数百件担当させて頂いたのですが、
お父様とご新郎様が挙式の中で握手をされるのはその時が初めてでした。
そのシーンがあまりに厳かで、感動的で、ドラマティックで、
参列されていたご親族様だけでなくご友人の方たちも皆さん、
感動で泣いていらっしゃいました。
祭壇の近くで拝見させて頂いていた私も、
思わずもらい泣きしてしまいそうになりました。
握手というありふれた行為でも、想いが込められていると、
こんなにも感動的になるものなのですね
だから結婚式って素晴らしいです
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